「卒業式に出るのがどうしても怖い…どうしたらいいの?」
「卒業式に参加しない方法はあるのかな?そもそも参加しないとどうなるんだろう?」
「怖い気持ちを消して卒業式に参加する方法はあるのかな?」
こんな悩みを抱えていませんか?
よく分かります。同じ悩みをもつ、不登校の教え子たちを今までたくさん見てきたからです。
私は中学校の元教員で、不登校支援のスペシャリストとしてこれまで100人以上の登校復帰をサポートしてきました。
卒業式に参加した教え子も参加しなかった教え子もいます。しかし共通して言えることは、自分の意思で決断した子はすべて、卒業式に参加したこと、あるいは参加しなかったことをプラスに捉えられていたということです。
しかし「自分の意思で決断する」ためには必ず知っておくべきことや、取るべきステップがあります。
本記事では、不登校のために卒業式が「怖い」と思う人たちが知っておくべき安心材料を5つ紹介します。卒業式に参加しないつもりの人はこの5つの安心材料だけで十分気持ちを落ち着けられるはずです。
ただ怖いけれど卒業式に出たい気持ちもあるという人もいるかもしれません。そのような人に向けて、本記事の後半では、安心材料の6つ目として、卒業式に出ても怖い思いをしないための具体的なステップを解説します。
ぜひ最後まで読んで、卒業式を怖いと思う気持ちを越えて、卒業後の生活に向けた前向きな一歩を踏み出していってください。
本記事のポイント
- 卒業式に参加しなくても問題がない理由
- 卒業式への多様な参加方法
- 卒業式への参加・不参加を決める際のポイント
- 卒業式に向けた具体的な不安解消の手順
不登校で卒業式が怖い人が知っておくべき5つのこと
1.卒業式に参加しなくても問題ない
実は卒業式に参加しなくてもまったく問題ありません。
参加しなくても卒業になんの影響もないからです。これは小学校、中学校、高校、どの場合も同じです。
学校側が不登校の児童・生徒を卒業式に参加させる強制力はもっていないのです。むしろ不登校への理解が進んだ現代では、不登校の児童・生徒の状況にできる限り配慮してくれる場合がほとんどです。
卒業式は全員が参加するものと思い込んでいた人もいるかもしれませんが、違うのです。
卒業式を「絶対に参加しなければならないもの」と恐れる必要はない、ということを知っておきましょう。
なお不登校の児童・生徒に対する文科省の基本的な考え方について知りたい人は以下を参照してみてください。
※文科省「不登校の児童生徒等への支援の充実について(通知)」
2.卒業式への参加の仕方はいろいろある
卒業式は「参加する」「参加しない」の二択だけではありません。学校は不登校の児童・生徒の状況に配慮して、卒業式への参加の形を数多く用意しています。
以下のような参加の形があります。
- 卒業式の一部のみに参加
「これならできる」という部分だけ参加し、あとは別室で過ごしたり、帰宅したりすることが可能です。 - 保護者席や後方の席で参加
同級生と同じ席での参加が難しい場合は、保護者席や後方に椅子を用意してもらって参加するという方法もあります。 - 第二卒業式
卒業式とは別の時間帯や日にちに個別に卒業式をしてもらう方法もあります。一般的に「第二卒業式」と呼ばれているものです。完全個別で卒業式を行うパターンや、同じような状況の児童・生徒が数人だけ集まって少人数で卒業式を行うパターンがあります。 - 卒業証書のみ後日取りに行く
卒業式のような「儀式」には一切参加せず、卒業証書や荷物だけを後日取りに行くという方法も可能です。 - 卒業証書のみ保護者に取りに行ってもらう
自分で行くのがどうしても無理な場合に、保護者に卒業証書や荷物を取りに行ってもらうという手段もあります。 - 卒業証書を担任に届けてもらう
自分で行くことも保護者に行ってもらうことも難しい場合に、卒業証書や荷物を担任に自宅まで届けてもらうという方法もあります。 - 卒業証書を学校から郵送してもらう
担任に自宅に来られるのがどうしても嫌だという場合に、卒業証書や荷物を郵送してもらうという手もあります。
ただし「担任に届けてもらう」「学校から郵送してもらう」形は、学校の考えによっては行っていないケースもあります。どのような形が可能かは在籍している学校に確認する必要があります。
卒業式全体に参加する以外の選択肢も非常にたくさんあることが分かったのではないでしょうか。
これらの選択肢の中から、自分にとって「怖くない」「これならできそうだ」という形を選べばいいのです。
3.卒業式に行かないと後悔する?
卒業式に行きたくない気持ちは強いけれど、行っておかないと後から後悔するのではないか、と不安に感じる人もいるでしょう。
結論から言えば、様々な可能性をじっくり考えて、自分の意思で参加しないと決断したケースで後悔することはほとんどありません。
参加しないことが自分にプラスに働くことをしっかり理解できた上で不参加を決めているので、後悔にはつながらないからです。
実際に自分の意思で決めて参加しなかった私の教え子たちも、全員後悔はしていません。
一方で、自分の本心とは別に周囲に言われて仕方なく「参加」や「不参加」を決断した場合は後悔する可能性があります。
例えば、いやいや参加した挙げ句、卒業式本番でみんなと同じように動けず恥ずかしい思いをした場合、「やっぱり参加しなければよかった」と感じがちです。
参加したい気持ちはあったのに、「本当に大丈夫なの?」など周囲が心配する声がプレッシャーになり、結局参加しないまま卒業した結果、「本当は卒業式、出たかったのに…」といつまでもしこりが残る人もいます。
参加するにしろ、参加しないにしろ、「こういう理由で自分はこうするんだ」と自分の意思で決断することが何より大切なのです。
4.担任や保護者からのプレッシャーがつらいとき、どうする?
卒業式に参加するのが怖い、絶対に参加したくないと感じているのに、担任が熱心に誘ってきたり、保護者が「絶対に参加しろ」と強制してきたりして、困っているという人もいるかもしれません。
この場合、参加したくないということを、その理由も添えてはっきりと伝えてください。
理由に説得力があり、何を言われても本当に参加したくないという強い気持ちがあれば、担任や保護者の理解を得られる可能性が高くなるからです。
ただし参加したくない理由を自分の中でしっかりと明確にしておく必要があります。
あいまいな理由では話に聞く耳をもってはもらえません。何が嫌なのか、何が無理なのかを言葉で説明しておけるようにしましょう。
例えば
「たくさんの人の目が怖くてどうしても卒業証書を壇上に取りに行けないから」
「同級生たちにどうしても会いたくない。会うのが怖くて仕方ないから」
「式の動きをミスしてしまうのがたまらなく怖い。ミスしたらもう立ち直れないと感じるから」
などです。
参加したくない理由と強い思いを伝えても理解してもらえない場合もあります。逆に理由に対して「こういう方法もある」「こうすればいい」と提案されるかもしれません。
もし担任や保護者の提案を聞いて「あ、その方法だったら参加してもいいかも」と乗り気になる場合は、参加するのも手です。
しかし何をどれだけ提案されても嫌な場合は、断固として「参加したくない」という思いを伝え続けましょう。
不登校でつらい思いをしてきたあなたの最終目標は「卒業式への参加」ではありません。不登校で失った自信を時間をかけて取り戻し、いずれ不登校を経験したことをバネに「楽しい人生」を送れるようになることのはずです。
そのことに比べたら卒業式など些細な出来事に過ぎません。卒業式に嫌々参加してさらに自信をなくしてしまうことがないように、自分自身を必死で守ろうとしてください。
自分の意思を貫けた経験が、この先に必ず自信を取り戻す大きな力になってくれます。
5.教え子の実例
私の教え子の中から「卒業式に参加しなかった子」「卒業式に参加した子」の実例をそれぞれ1つ紹介します。
卒業式にどう向き合っていくかの参考にしてください。
M.Nさん(女性)の実例
M.Nさんは小学校3年から完全不登校になり、中学校2年から短時間ながら徐々に登校できるようになった子でした。
自信や意欲も高まり活動的になってきましたが、卒業式に対しては「たくさんの人が集まる中に入るのがどうしても怖い」と苦悩。卒業式の形が様々にあることを知り「今、せっかくいい調子になってきたのを崩したくない」という思いで、全体の卒業式には出ないことを決断し、別の時間帯の第二卒業式に参加することにしました。
校長や少数の教員、そしてM.Nさんとその家族だけで行われた第二卒業式には安心して参加でき、中学校でできるようになったたくさんのことを振り返りながら明るい表情で卒業していきました。
H.Mさん(男性)の実例
小学校5年から中学2年まで完全不登校だったH.Mさんは、中学3年から週1回の別室登校ができるようになりました。同級生と会うことを極端に怖がる子でしたが、中学に通えるようになったことでチャレンジしたい気持ちが芽生え、卒業式には「参加してみたい」との希望。
全体の卒業式練習は同級生の目が気になり参加が難しかったため、担任と個別で動きの練習を積み重ね、少しずつ同級生と顔を合わす練習にも励み、卒業式当日、無事に卒業式に参加できました。
「絶対無理だと思ったけど、なんか、できたわ」と嬉しそうに話していたH.Mさんは、この経験をきっかけに高校では毎日通学ができるようになっていったのでした。
卒業式に参加しなかったケースでも、参加したケースでも、自分の意思で決め実行したことで、卒業式の経験をプラスに捉えて卒業していけることをイメージできたのではないでしょうか。
卒業式に参加しても、参加しなくても、どちらでもいいのです。
卒業式をどうするか自分なりに悩んで考えて、自分にとってプラスになるのはどの形かを見定めて決断すれば、その経験は必ずポジティブなものになります。
不登校で卒業式に出ても怖い思いをしないための10ステップ
ここまで記事を読み、卒業式に参加しないと決断した人はそうしましょう。悩んだ末にはっきりと「参加したくない」という結論にたどり着いたなら、その考えは正しい。
自分の意思で決断で来たことを誇りに思って参加しない方向に進んでいってください。
一方で、卒業式に参加してみたい思いをもっている人は、以下の10個のステップを参考にしてみてください。
不安を少しずつ取り除きながら卒業式に向かっていけるはずです。
まずは卒業式という行事が具体的に何をするものなのか、その流れを知っておくことです。
何をするかが分かれば、どの部分が自分にできそうで、どの部分が自分にとって不安に感じるものかが見えてくるからです。
卒業式練習の流れ
卒業式の数ヶ月前から卒業式練習が始まります。
卒業式当日の様々な動きの練習を行います。
主な練習は以下の通り。
- 入場・退場の歩き方や歩くルートの練習
- 卒業式の進行に沿って「起立」「礼」「着席」をする練習
- 卒業証書授与の練習
※椅子から立ち壇上に上がって校長から卒業証書を受け取り椅子に戻る動き - 卒業生答辞の練習
※感謝の言葉や合唱の練習
これらをクラスごとや学年全体で何度も行います。
直前になると、本番とまったく同じ形で行う「全校練習」も1,2回あります。
卒業式当日の流れ
学校ごとに多少の違いはありますが、主な流れは以下のとおりです。
- 卒業式当日、クラスへ集合
早めに集まって卒業式練習をする学校もあります。 - 卒業式会場(体育館)に整列
- 入場
- 開式の言葉
- 国歌斉唱
- 卒業証書授与
移動するルートに従って壇上に上がり卒業証書を受け取り席へ戻る - 校長式辞(校長の話を聞く)
- 来賓祝辞(来賓代表の話を聞く)
- 祝電披露(送られてきたお祝いのメッセージが読み上げられる)
- 在校生祝辞(在校生からお祝いの言葉や合唱が行われる)
- 卒業生答辞(卒業生が感謝の言葉を述べたり合唱をしたりする)
- 校歌斉唱
- 閉式の言葉
- 退場
- クラスで最後の学活
担任の話を聞く
連絡事項や受け取ったものをがばんにしまう - 教員や在校生が両脇につくった花道を通って卒業生たちが学校を出ていく
- 出口付近で卒業生同士が記念撮影などを行う(参加しなくてもいい)
- 帰宅
卒業式練習や卒業式当日の流れがイメージできたら、この流れの中で自分にとって「不安に感じること」を洗い出してメモしてください。
不安要素が何かを自分が知っておけば、不安要素を解消するチャンスを生み出しやすいからです。
例えば以下のようにメモしてみてください。
- クラスや学年の卒業式練習に参加するのは無理そう
- 卒業証書授与の動きができなそう
- 起立や着席のときに自分だけ遅れそう
- 卒業式の最中、ずっと同級生の中で座ってられるか不安。途中で出られないのか?
- 帰りに教員や在校生の花道を通るのがきつい
- 出口での記念撮影が不安
とにかく気になる不安は何でもメモしておきましょう。
メモした不安要素について担任に相談しましょう。自分からでもいいですし、保護者からでも構いません。
不安要素によっては学校側の配慮で解消できるものもありますし、練習を重ねることで解消できるものもあります。
担任に相談することで「解消できる不安要素」を知ることができるのです。
解消できそうな不安要素についてはメモに追記しておいてください。
メモを見返すと、当初自分が不安に思っていたことのうち、解消できそうな部分と、解消されない部分があるはずです。
これらを見比べて、卒業式に参加できそうかを考えてみてください。
考えがまとまったら、卒業式に参加するかしないかを「仮決め」しましょう。
この段階で「やっぱり参加したくない」と思えば、不参加でいいのです。
リスクを考慮して行動を決定する力は将来の人生にも大きく役立ちます。不安要素をよく検討して決められた自分を褒めてあげてください。
「参加してみたい」「まだ決められない」という人は、「卒業式に参加する」と仮決めしてください。
「仮決め」なので、このあとに変更できます。あまり重く考えずに仮決めしておきましょう。
なお担任にも卒業式に参加するかはまだ仮決めの状態で、卒業式練習をしながら考えていくとあらかじめ伝えておきましょう。
卒業式練習に参加してみましょう。クラスや学年の練習への参加が難しい人は、担任との個別練習でも構いません。自分が取り組める方の練習に参加してみてください。
実際に体を動かして練習してみないと、自分にできそうか、難しそうかが実感として分からないからです。
個別練習から始めた人も、自信が出てきたらクラスや学年の練習に参加してもいいのです。私の教え子の中にもそうしている子が何人もいました。
体を動かして練習をしていくと、卒業式の動きがより具体的に見えてきます。
卒業式練習をしてみて具体的に見えてきたことから、不安に感じそうな要素を洗い出しメモしていってください。
卒業式の流れを「知った」だけでは見えなかった不安がより具体的に見えてきているはずです。
例えば以下の通り。
- 入場する前に外で待っている時間がけっこうきつい。周りはおしゃべりしているが、自分は一人。
- 式で座る席が保護者席の目の前で緊張しそう。
- 卒業証書授与で壇上に上がるのがやっぱり無理
- 卒業生答辞の動きが難しくてできなそう
とにかく気になる不安は練習を重ねるたびにメモしていきましょう。
練習を通して洗い出した不安要素について担任に相談しましょう。自分からでもいいですし、保護者からでも構いません。
学校側の配慮でどの程度までの不安要素を解消できるのか、解消できない不安要素は何かをここで明確にします。
解消できる不安要素、解消が難しい不安要素をメモに追記しておいてください。
解消できる不安要素と担任から提案があった解消の方法、そして解消が難しい不安要素を並べてみましょう。
卒業式本番に参加している自分の姿をイメージして、参加ができそうだと感じますか?
多少の不安要素が残っていても、参加に前向きな気持ちになれるようなら卒業式への参加を「本決め」しましょう。
もし残っている不安要素がどうしても気になり、参加したくないという気持ちが強ければ「参加しない」という選択肢もありです。
ここまで不安要素を何度も洗い出し、練習にも参加して参加できるかどうかを検討してきました。
自分が感じたことを信じてください。
自分の意思で「参加してみよう」と思えば、それが正解です。
「参加はやめておきたい」と思えば、これも正解なのです。
必要な情報を正確に知り、自分で悩み検討した上で出した答えは、どんな答えであろうと必ず自分を助けます。
自分で考えて出した結論を担任に伝えましょう。
卒業式への参加を決めた人は、いよいよ卒業式本番です。これまでの努力を信じて勇気を出して参加に踏み出しましょう。
「失敗しないかな」と不安に思うかもしれません。
しかしここまで本当に様々な要素を細かく検討して出した答えです。たとえ失敗があったとしても、失敗を恥じる必要はまったくありません。
努力を重ねてうまくやろうと一生懸命にやって、それでも失敗してしまうことは誰にでもあるのです。そして努力した結果の失敗は将来、必ず自分の人生の役に立ちます。
「失敗したとしても、自分の人生にとって重要な意味をもつ経験になるんだ。だから大丈夫だ」と強く念じて本番に臨んでください。
第二卒業式など別の形での参加に決めた人は、自信をもって「自分だけの特別な卒業式」を経験してください。悩んだ末に、全体の卒業式に出るリスクをよく検討し、回避できた自分を誇りに思いましょう。
参加しないと決めた人は、参加しない間の時間を大いに楽しんでください。参加しないという結論に達するまで、たくさんのことを悩み考え、その答えに辿り着いたはずです。自分を守り、今後の自分の成長を助けるすばらしい決断をしたことに誇りをもってください。
そしてもし可能なら、家の中で「自分だけの卒業の儀式」をしてみましょう。
儀式というのは自分の心に区切りをつける良い効果をもっているからです。
儀式の形は自分の自由に決めて構いません。もし何も浮かばないようなら以下のようにしてください。
部屋やリビングで姿勢を正してまっすぐに立ち「今日、僕は卒業します。今までありがとうございました」とはっきりと言って、しっかりと頭を下げて礼をして、またまっすぐな姿勢に戻る。
これだけです。
これだけですが、立派な「卒業の儀式」です。
あなたは今いる学校を確かに卒業し、次の世界に移ったのだと心に念じてください。
心の中に卒業の区切りがつくと、次の世界での一歩を踏み出しやすくなるはずです。
最後に、全体の卒業式に参加した場合も、別の形の参加にした場合も、参加しなかった場合も、必ず振り返りを行ってください。
卒業式への参加が怖くてこの記事を読んだ日から、卒業式当日まで様々なことがあったはずです。
卒業式の流れについてくわしく知り、不安要素を洗い出し、人によっては卒業式練習に参加し、担任や保護者と相談し、どうするかを自分の意思で決め、この卒業式当日を迎えましたね。
この過程すべてが、「卒業式を怖い」と感じていたあなたが、その恐怖と戦い打ち勝った記録なのです。
今後の人生において、また様々な恐怖が襲い掛かってくることもあるでしょう。しかし卒業式を通して、あなたの意思で決断できたこの経験は、将来襲ってくる恐怖に対して対抗する大きな武器になります。
卒業式に参加した人も、参加しないことに決めた人も、それは同じです。
よく考え自分の意思で決断したという経験を獲得できたことを心から喜び、次の世界へと大きく踏み出していってください。
不登校で卒業式が怖い人が知るべき安心材料:まとめ
本記事は以下6つの安心材料を解説してきました。
- 卒業式に参加しなくても問題ない
- 卒業式への参加の仕方はたくさんある
- 卒業式に参加しなくても、自分の意思で決めたなら後悔しない
- 担任や保護者に参加を迫られても、理由を添えて自分の考えをはっきり伝えるのがよい
- 不登校に参加した場合も参加しなかった場合もよい経験になる実例がある
- 卒業式で怖い思いをしないための10ステップを活用するとよい
6つの安心材料があれば卒業式を怖いと思う必要はもうないはずです。
不安要素についてよく考え、自分の意思で答えを探していってください。
そうすれば探し当てた答えは、どんな答えであろうと必ず正解です。
自信をもってその決断に踏み出し、卒業したあとの世界への大きな一歩を踏み出していってください。
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